放っておくと変形性膝関節症にもなる「靭帯損傷」
靭帯は骨と骨とをつないで関節を安定させる筋です。
ひざには太い靭帯が4本あります。靭帯の損傷はスポーツのけがによるものが多いのですが、交通事故などでも起こります。
そのとき、半月板も一緒に損傷することもあります。放っておくと、ひざの不安定と痛みとともに、将来、変形性膝関節症になるおそれがあります。
スポーツのひざ損傷の中でも、きわめて特徴的な怪我です。帯損傷全体のおよそ3/4を占めています。
女子に多く、体操、バスケットボール、バレーボール、スキー、ラグビー、走り幅とび、柔道などで損傷することが多いです。
前十字靱帯は、ひざの中、ほぼ中央にあり、大腿骨に対して下腿骨が前にずれたり、ねじれたりしないようにする働きを持っています。
前十字靱帯が切れると、「ひざが抜けそうになる」「ひざがはずれそうになる」など、ひざが不安定になる症状があらわれます。
また、ひざが腫れて、関節の中に血液が溜まります。このけがは80%以上が半月板の損傷を合併しています。
普通の生活ではあまり支障はありませんが、スポーツ愛好家でひざに不安感を感じて満足が動きができないようであれば、靭帯移植などの手術を考えます。プロの選手は即刻、手術をします。
スキーでひざを痛めると、まず、この靭帯損傷を考えます。スキーのボーゲンでひざをついて転んだときなどに損傷されます。
側副靭帯は横へのずれをコントロールする働きがありますが、ひざの内側を安定させているのが内側側副靭帯です。
ほとんどは手術をしないで治りますが、ときにギプスを巻いたり、手術をすることもあります。ほかに外側側副靭帯損傷、後十字靭帯損傷などがありますが、あまり多くは発生しません。
大腿骨と脛骨の隙間にある、半月状の軟骨です。半月板は、ひざ関節を安定させ、膝にかかる衝撃を吸収する、クッションの役割を果たしています。捻りに対してもなめらかに滑るベアリングの役目もしています。
1、ひざ痛のある人は、体をまっすぐにしてあお向けに寝ます。パートナーは、左足を持ち上げてヒザに手をあて、つま先を内側に向けて持ちます。
2、パートナーに抵抗を加えてもらいながら、ゆっくりと左足を蹴るようにしてひざを伸ばします。このとき、パートナーはどこに痛みがあるかどうかを確認します。
3、つぎに、つま先を外側に向け同じようにゆっくり蹴るようにして伸ばします。パートナーはどこに痛みがあるかどうか確認します。
4、足を変えて、同じように反対側も行います。
私自身、学生の時に陸上選手だったということもあり、スポーツがとても好きです。その中でも、マラソンが特に好きで、今でもホノルルマラソンなどに参加します。
私の治療院に通われる患者さんの多くはスポーツ好きな方がとても多く、一緒に参加することもしばしばあります。私は患者さん達と、とても仲が良いので、インストラクターとして付き添いなどを良くします。
そんな中、毎回参加される竹内さんという方がいらっしゃいます。
ホノルルマラソンにエントリーされるのは旦那さんだけで、奥さんはいつも付き添いでした。私は奥さんに、何故参加されないのか聞いてみました。
竹内さんの奥さんは、数年前にスキーで十字靭帯を損傷され、その後も後遺症が残り、走ることが困難なんだとおっしゃっていました。
そんな中、
「私の夢はいつか旦那と二人でホノルルマラソンを完走することなんです」
私はその場で奥さんのひざの状態を確認して、これなら走れるまでに回復すると確信しました。
そして、
「もし、良かったらうちで少し治療しませんか?走れるまでに回復出来ると思いますよ」
と告げると目をキラキラさせて、ぜひお願いしますと一言。
旦那さんもよほど嬉しかったのか先生なら安心して任せられます、ぜひお願いしますと夫婦二人三脚での治療が始まりました。
自宅が治療院から遠かったとこともあり、土日の2日間泊り込みで毎週来られました。
まず、彼女にはひざを支える、下腿の筋肉を鍛えるメニュー徹底してやらせました。そして、痛みを取るためのストレッチ、これを交互に何度も、何度も繰り返しやっていきました。
それから3ヵ月が経った頃でしょうか、彼女から、「先生少し走りませんか?」と言われ、5キロ程治療院の周りを走りました。そして、帰ってきたとき、彼女と旦那さんは二人で大泣き。今までの治療の苦労と嬉しさが込み上げたのでしょう。
その翌年から毎年夫婦でホノルルにマラソンに参加されています。そして奥さんの念願の夢だった、夫婦でフルマラソン完走。
私はその時、残念ながら仕事で参加出来なかったのですが、ご夫婦からお手紙を頂き、ゴールラインの前でとても幸せそうな二人が写っている写真が入っていました。
私もその写真を見て、思わず涙ぐんでしまったのを今でも覚えています。
十字靭帯損傷から回復して、フルマラソンが走れるようになった、竹内さんという方の例ですね。
私が行なう治療法は、至って簡単です。体が受けたストレスの反対の力を利用して治していきます。
弱っている筋肉や腱を強化し、関節の可動域を拡大するなど、全身のバランスをとることを目的としています。
しかし、私の治療法を実践される方のほとんどはこのようなことをおっしゃいます。治療をしたら、悪化した、痛みが増したなど。これは当然の結果です。
何故ならば、私の治療法では痛みの原因となっている、今まで動かしていなかった部分を動かしていきますので治療をやると多少の痛みは伴います。
ですが、痛いからといってそこで止めてしまっては何も変わらず、今までと状態は変わりません。
痛くても多少なりとも我慢して続けて頂き、筋肉や腱が強化され、全身のバランスが整ってくるとだんだんと痛みがなくなってきます。
具体的な方法で一番簡単なことは屈伸をしてあげることです。そうすると狭くなった関節裂劇がミクロの単位で広がればアッという間に症状が楽になります。
ですが、ただ単に屈伸をすればいいという訳ではなく、正しいやり方でやらないと返って痛めてしまう場合もあります。
動かすということは、色んな細い筋肉の線が切れたり、毛細血管が切れたりして、それを補修して強くなっていく。そういうことの原理が分からないんです。だから、使った筋肉を、どういうふうにストレッチして、血流を良くしていくか、ここが治療のポイントなのです。
治療を続けていき最初に伴った痛みがなくなってきたら、もう安心でしょう。
今までのような一時的な根本療法ではなく、自分自身の自然治癒力で回復していってる証拠ですので、今後も痛みが再発する恐れはなくなってきます。
このように、あなたのその辛い「靱帯損傷」を改善することは難しいものではありません。どうか、私を信じて治療に専念してみて下さい。私、中川卓爾はあなたの痛みが改善するまで、全力でサポート致します。
Q:中川式腰痛治療法は30日で改善するということですが、治療院まで行かなくても自宅で簡単にできるということですか?
A:もちろん、そうです。
自宅でやっていただくだけです。
Q:手術を受けても痛みが変わりません。
改善する見込みはあるのでしょうか?
A:痛みの原因がその症状ではなかったという事です。
Q:手術を受けた後、痛む場所が増えたのですが、
理由は何なのでしょうか?
A:他の部位にまで緊張させてしまう原因を作っているのだと思います。
Q:ひざの水を抜きましたが、以前と変わらぬ痛みがあります。
A:頻繁に水を抜くのは感染の危険もあり、良くありません。
Q:ブロック注射を受けましたが、
以前と変わらぬ痛みがあります。
A:ブロック注射はあくまでも麻酔です。
Q:家族に心配をかけたくないんです・・・。
A:品名には「DVD、冊子」とだけ記載されますのでご安心ください。
中川式ストレッチは、「靭帯損傷」の方を延べ1000人以上、改善させておりますのでご安心下さい。